ITW Ohmori Nozomi VO
de Omori Nozomi
aux éditions
Genre : Anticipation

Auteurs : Omori Nozomi
Date de parution : 0000 Réédition
Langue d'origine : Français
Type d'ouvrage :
Titre en vo :

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Actusf  : どうしてSFについて書くようになりましたか?  
Omori Nozomi  : 小学生の頃からSFを読みはじめ、高校生の頃から英語でSFを読むようになり、fanzineをつくって短篇SFの翻訳を載せるようになり、大学生の頃からSF雑誌などでSFの翻訳を始めました。 た。 Actusf : SFとファンタジーで重要だと思われる作品のタイトルを挙げてください。

Actusf  : 一番好きな作家は誰ですか?
Omori Nozomi  : 一番好きなSF作品は?SF以外の作品は? Greg Egan, Distress Gabriel García Márquez, Cien años de soledad

Actusf  : 作家・訳者になったきっかけは?
Omori Nozomi  : 京都大学卒業後、1983年から新潮社新潮文庫編集部の編集者としてSFなどの翻訳出版を担当。その一方、翻訳書を出版、雑誌に書評などを連載。1991年にフリーランスの翻訳者として独立しました。 Actusf : 訳した作品の中で、どれが一番好きですか?訳した作品の気になった特性(テーマ・モチーフなど)とは何でしょうか? John Crowley : Engine Summer Connie Willis : Passage Barrington J. Bayley : Collision With Chronos 

Actusf  :これからの計画は?
Omori Nozomi : To Say Nothing of the Dogの日本語訳文庫版が4月刊行予定。 年刊日本SF傑作選(2008年版)が6月刊行予定(日下三蔵と共編)。 日本SFのoriginal anthology seriesを年内に発刊予定(河出文庫)。 Barrington J. Bayleyの追悼短篇集の編集。 SFマガジン連載コラム「大森望のSF観光局」の単行本化など。

Actusf  : 日本ではSFを読む人が多いでしょうか?SFとファンタジーの作家は多いでしょうか?
Omori Nozomi  : 意識してSFを読む人は1万人ぐらい。イギリスよりは多く、アメリカよりは少ない。商業的なマーケットとしては、なんとか成立する規模。 SF作家、ファンタジー作家の数は、ライトノベルを除く大人向け市場に限定すると非常に少ない。SF専門、ファンタジー専門の作家は、合計で20人ぐらい。ただし、SF要素、ファンタジー要素を含む小説を書く作家は、村上春樹、宮部みゆきをはじめたくさんいる。 Actusf : 英語圏のSFの影響は大きいですか?翻訳の重要さはどうでしょう?  かつては非常に大きかったし、今もジャンルSFの最先端に関しては、Greg EganやTed Chiangが大きな影響力を持っている。ただし、いわゆる日本的なSFに関しては、1980年代以降、あまり影響力を持っていない。  翻訳SFの読者がジャンルとしての日本SFを支えているという意味では、翻訳はいまも非常に重要。

Actusf  : 日本SFでは、文学として、どのような問題・テーマを取り上げますか?
Omori Nozomi  : 2000年以降は、意識、人工知性、ロボット、記憶、脳科学、アイデンティティなど、Greg Egan的なテーマが好まれる傾向が強い。宇宙船やタイムマシンはあまり扱われない。 Actusf : ライトのベルという現象はどう思いますか? 添付した『ライトノベル☆めった斬り!』の序文を参照してください。 SFに関して言えば、谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズ以降、真剣な注目に値する日本SFは登場していない。 

Actusf  : フランスでは、日本のSF作品がアニメと漫画を通して知られていますが、日本では、アニメ・漫画・小説の相互の影響は重要ですか?
Omori Nozomi : ライトノベルのSFについては非常に重要、というか、アニメ、漫画の影響なしには成立しない。 日本でも、SF作品の主流は、手塚治虫以降の漫画であり、「鉄腕アトム」「マジンガーZ」以降のアニメ、とくに「機動戦士ガンダム」シリーズや「新世紀エヴァンゲリオン」がSFの最先端を切り開いてきた。最近でも、磯光雄監督「電脳コイル」が今年の日本SF大賞を受賞したように、漫画、アニメはSF作品として高く評価されている。 日本SFを代表する作家、神林長平の『戦闘妖精雪風』がアニメ化されるなど、SF小説がアニメに影響を与えるケースもある。 富野由悠季、押井守はともに、小松左京、光瀬龍、山田正紀など、日本のSF作家の影響を強く受けており、自身もSF小説を書いている。  草創期のSFアニメには、平井和正、豊田有恒など、第一世代のSF作家が関係していたという歴史的な背景もある。  1980年代~90年代は、アニメから(大人向きの)SFへの影響に関しては限定的だったが、この10年ほどは、山本弘、野尻抱介、先ごろ急逝した伊藤計劃など、アニメの影響を強く受けたSF作家の活躍が目立っている。

Tony Sanchez