ITW Makino Osamu VO de Osamu Makino
Genre : Anticipation
Auteurs : Osamu Makino Date de parution : juin 2009 Réédition
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Langue d'origine : Français Type d'ouvrage :
ITW Makino Osamu VO
de Osamu Makino
Actusf : どうしてSFを書くようになりましたか? Makino Osamu : 初めから現実的な話にはあまり興味がありませんでした。 虚構性の高い話、ようするに不思議で奇っ怪で驚かされるような奇妙な物語が私の好みでしたし、今でもそうです。 ですから、自分が書くようになっても、当然そういった話になってしまうのです。 Actusf : SFとファンタジーで重要だと思われる作品のタイトルを挙げてください。 Makino Osamu : SF=『神狩り』山田正紀 ファンタジー=『宝石泥棒』山田正紀 Actusf : 一番好きな作家は誰ですか?一番好きなSF作品は?SF以外の作品は? Makino Osamu : (2)の質問でおわかりとは思いますが、山田正紀さんです。 一番好きなSF作品はと聞かれると悩みますね。 一番気になる作品と言うことで『家畜人ヤプー』沼正三著をあげておきましょう。 SF以外では、『フリスク』Dennis Cooper。金井美恵子 のエッセイなども好きですが、小説では近年これが一番影響を受けたかもしれません。 Actusf : 作家になったきっかけは? Makino Osamu : 十代の前半からずっと小説のようなものは書いていたのですが、作家になろうとは思っていませんでした。そして三十歳を過ぎてから、急にそれを職業としようと思ったのです。なぜならまともな職業に就くことが出来そうになかったからです。 Actusf : 自分の作品の中で、どれが一番好きですか?自分の作品の特性(テーマ・モチーフなど)とは何でしょうか? Makino Osamu : 『傀儡后』 テーマは虚構の勝利、あるいは物語による救済。 Actusf : これからの計画は? Makino Osamu : 厳しくなる社会情勢の中でなんとか作家として生き残ることです。 何だか急に現実的になりましたが。 Actusf : 日本ではSFを読む人が多いでしょうか?SFとファンタジーの作家は多いでしょうか? Makino Osamu : 少なくはないと思います。 SFやファンタジー専業の作家の書く小説を読む人が多いかどうかはわかりませんが、ライトノベルと言われるジャンルやアニメでは、SFとファンタジーは重要な要素です。 Actusf : 英語圏のSFの影響は大きいですか?翻訳の重要さはどうでしょう? Makino Osamu : 私自身に関していえば、翻訳物の影響を受けた先人の作品に影響を受けています。 つまり大半は日本産のSFを読んで育ってきました。 Actusf : 日本SFでは、文学として、どのような問題・テーマを取り上げますか? Makino Osamu : 現在の日本SFがどれだけ文学というモノを意識しているのかがわかりませんが、たとえば携帯電話の普及した現状が、すでにSF的な状況と考えるなら、SFこそが今日的な様々な問題を提示し回答を示すのに相応しいジャンルなのかもしれません。 Actusf : ライトのベルという現象はどう思いますか? Makino Osamu : 誕生からかなりの年月が経ち、今では成熟したジャンルとなっているのではないでしょうか。良いものも悪いものも、馬鹿馬鹿しいものから難解なものまで、あらゆる作品が揃っているライトノベルは、既にジャンルなどではなく、ある種の小説のパッケージのスタイルでしかないのではないでしょうか。 それではそれはどんな種類かと問われると、答えることは出来ないのですが。 Actusf : フランスでは、日本のSF作品がアニメと漫画を通して知られていますが、日本では、アニメ・漫画・小説の相互の影響は重要ですか? Makino Osamu : 重要だと思います。 私にしたところで、幼い頃から漫画とアニメに囲まれて育ってきました。黎明期から様々な試行錯誤を繰り返し、どんどん進化している様子をずっと見てきています。 小説はメディアとしてかなりの先輩ではあり、そのような試行錯誤をすでに経てきた存在ですが――だからそう簡単には消えないと思いますが――これからも相互に影響を与えあい、今生きる人々にとって必要なメディアであり続けるべきだと思っています。
Tony Sanchez
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